18時間目:投資信託を学ぼう

こんにちは。

けいです。

今日は投資信託について学んでいきます。

投信って言葉もよく聞くね。いったいどういうものなんだろう

投資信託とは

投資信託とは投資家から集めた資金を投資のプロが運用を行う金融商品になります。

例えば個別株式の購入を行う場合、どの企業に投資を行うかは投資家である皆さん自身で選ばないといけません。

投資信託はその管理を全てプロにお任せする運用なのです。

ひとつの投資信託には様々な金融資産が含まれており、その商品も様々です。

日本の株を集めたものやアメリカの株を集めたもの、株の他にも債権や不動産、国内外の株や不動産をバランスよく含んだもの等、5,000をも超える商品数となります。

それぞれ商品ごとに投資の方向性が定められているため、皆さんは希望する投資の方向性を選ぶことが投資信託の商品選びということです。

例えば日本の株を中心に投資をしたい、アメリカの株を中心に投資をしたいといったような方向性ですね。

その方向性に沿って投資先を選び組み替えていくのがプロの役割ということなのです。

まさに『投資を信じて託す』運用が投資信託だね

投資信託の仕組み

投資信託は先述のように、一つの商品の中に様々な金融資産が含まれている商品です。

投資家より集められたお金を使って投資信託の運用を行うため、言い換えると投資家が持ち寄ったお金で一つの投資信託を運用するという事になります。

それでは運用するためのお金はどのように集められるのでしょうか。

投資信託の運用には3つのプロが関わります。

最初のプロは販売のプロ(販売会社・仲介会社)です。

投資信託は証券会社や銀行で購入をすることができます。

お客さまの資産状況を把握し相談や申込を行うことができるのが販売のプロである強みです。

この販売のプロを通じて投資家のお金が集められることになります。

また申込のみではなく購入後のフォロー等もこちらで行われるので運用時には一番接点を感じる存在でしょう。

次のプロは運用のプロ(運用会社)です。

運用会社の役割は経済を読み通し、投資信託の運用の内容を考えることになります。

運用の方針は商品ごとに定められており、ビックデータの活用や企業調査を行うことによって方針に沿った運用の管理を行います。

新しい商品を作ること、運用中の商品の管理を行うこと、個別商品に関する裁量は全て運用会社に委ねられています。

最後のプロは管理のプロ(受託会社)です。

投資家より集められたお金は販売のプロでも運用のプロでもなく、管理のプロである受託会社すなわち信託銀行が行うことになります。

信託銀行とは通常の銀行業務に加えて資産管理の業務に強みを持つ金融機関です。

運用会社の指図に基づいて資産の管理を行います。

このように投資信託の運用には3つのプロが携わっています。

ちなみに、投資信託の販売を行っている際に「銀行がつぶれたらどうなるの?」といった質問をいただいたことがあります。

銀行はじめ販売会社はあくまでも窓口であるため皆さまの資金を預かっているわけではございません。

そのため販売会社が破綻したとしても投資家に影響は及ぼさないのです。

これは運用会社が破綻した際も同じ話であり、運用会社で行っていることは運用の管理であり資金の管理ではないため、投資家の資金が無くなるといったことにはならないのです。

それでは受託会社(信託銀行)が破綻した場合はどうなるのでしょうか?

信託銀行は投資信託として集められた資金を銀行自身が保有している財産とは区別して管理することを法律によって義務付けられています。

そのためお金の管理を行っている信託銀行が破綻しても投資家には影響が及ばない仕組みとなっているのです。

投資信託は投資家を守る仕組みで作られているんだね

まとめ

今日は投資信託について学びました。

投資信託は投資家が持ち寄った資金を3つのプロが携わり運用される商品です。

商品数が多く複雑に感じるかもしれませんがその特性を理解して運用を行いましょう。

安全性が高いと言っても元本保証されているわけではないから注意してね

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