こんにちは。
けいです。
今日は為替と外貨とは一体何なのかを学んでいきましょう。

ここでは外国為替について説明をしていくよ。外為(ガイタメ)と呼ばれることもあるね
為替とは
そもそも為替とは、現金の代わりに手形や小切手・証書などで決済を行う方法のことを指します。
これが銀行送金など国内でお金を動かす場合は内国為替と呼ばれます。
一方で海外との資金決済を外国為替と呼び、一般的に為替とはこちらの外国為替を指します。
資産形成においてもしっかりと覚えておく必要があるのは外国為替となるので、今日は外国為替について説明を行っていきます。
外国為替がなぜ資産形成に必要なのか
それではなぜ資産形成を行うにあたって為替を理解する必要があるのでしょうか。
それは外貨の保有が資産形成には有効的、また外貨を保有することによって効果的なリスク分散が図れるようになるからなのです。

外貨の保有とは海外の資金を持つことで、海外の資金を持つ際に為替が影響してくるよ
前者から見ていきましょう。
金利についてはこれまでで理解ができたかと思います。
コラム1でも書いたように、日本の金利は他国に比べると著しく低い状態となっています。
2024年2月時点では日本とアメリカの政策金利には4%もの違いが出ています。
もし100万円を日本とアメリカに置いていたとすると、受け取れる利息には4万円もの違いが生まれるのです。
せっかくお金を寝かせるなら、高い金利で寝かせてお金に働いてもらった方が良いですよね。
お金を寝かせることを考えると資金を高金利の外貨で持つことはとても有効的な手段となるのです。
しかし外貨には為替レートの影響が存在します。
円高・円安といったものによる通貨価値の変動です。
為替レートが変動することにより、外貨として預けているお金の価値も変動しているのです。
もし外貨預金として100万円を預けたとしても、解約したい時に為替レートが当初よりも下がっていた場合は手元に返ってくる金額は100万円を下回っている可能性が生まれます。
リスクとリターンの関係ですね。
これが後者の効果的なリスク分散に繋がり、外貨を持つことによって効果的なリスク分散が図れるようになるのです。
例えば株でしか運用をしていなかった場合、その株が値下がりしたら持っている資産価値が全て減少してしまいますね。
ですが資産を株とドルを分けることによってリスクが株に集中しなくなるといった具合です。
ちなみにもし何も運用を行わず円預金でしか保有をしていなかった場合、資産形成の観点からは円の価値が上昇し続ける可能性一択に賭けているのと同じことになります。
そのように考えると円しか持たないことは逆に不安になるのではないでしょうか。

外貨って難しそうだけど持った方が良さそうな気がしてきたなあ
外貨で資産形成を行う手段
それではどのような運用をすることによって外貨での資産形成を行うことができるのでしょうか。
一般的に取れる選択肢は外貨預金と外貨建保険になるかと思われます。
他にも為替が絡むものは様々存在しますが、外貨の動きが直接影響するものといえばこの2種類でしょう。
この2つの違いは名前の通り、外貨を預金として持つか保険として持つかの違いですね。
外貨建保険は生命保険の一種であるため保険機能が働くのは読んで字のごとくです。
また時間の流動性について大きな違いが生まれます。
外貨建保険は外貨預金に比べ長期的な運用が前提となりますが利率は高く設定されています。
外貨預金は外貨建保険に比べると利率は低いものの短期でも気軽に解約できる点が強みですね。

特徴は一長一短だから自分に適切なものを見つけるのが大事なんだね

これらも上手に組み合わせることで商品性のリスクを補うことができるよ
まとめ
今日は為替と外貨について学んでいきました。
お金でありながら単位が『円』ではなくなるので複雑に感じてしまう人も多いと思いますが、一度理解してしまえば難しいものではないので有効活用していきましょう。

海外旅行でお金の両替をするイメージで考えてみよう
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