3時間目:投資の効果と手段を学ぼう

こんにちは。

けいです。

今日はお金を増やす手段について学んでいきましょう。

投資の効果

前回はなぜ資産形成が必要なのかを学んだね

だけど何をすればいいのか、どうすればいいのかはまだわからないよ

まずは投資をするとどのような効果が期待できるかを説明していくよ

2時間目で説明を行いましたが、日本は物価上昇に対して金利が追い付いていないため、お金を寝かせているだけでは実質的に損をしている状態になっています。

日本では物価上昇率2%を目指しているため、現在100万円で買えるものがあったとしても10年後には122万円を出さないと買うことができず、一方で銀行に寝かせている100万円は10年経っても利息で増える金額は1万円にも満たないといった状態でしたね。

もしも同じ100万円を使って投資をしていたらどのようになるでしょうか。

まず最初に年2%のリターンが得られた場合であれば、100万円の元金が10年後には122万円に育っています。

もし年5%のリターンが期待できれば10年後には162万円となって返ってきます。

またお金の使い方についてはジェイエル・コリンズさんの『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』といった本でわかりやすい説明があり、以下も参考としてみてください。

出典:『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』 著:ジェイエル・コリンズ

投資をすればそんなにお金が増やせるんだね。それなら持っているお金は全額投資したらいいんじゃないの?

ちょっと待って。投資はお金を増やす大事な手段だけど、リターンにはリスクがあることを理解しよう

リスクとリターン

投資とは切っても切れない関係であるもの、それがリスクです。

高いリターンを求める場合は相応に高いリスクが伴います。

リスクって言われると危ないとか危険とかって思っちゃうね

一般的にはそうだよね。だけど投資においてのリスクは「ブレ幅」と捉えよう

資産形成においてのリスクとは「ブレ幅」の意味であり、2%の利益が見込める場合は2%の損失も可能性として考慮しておくべきといった意味となります。

仮に大きな利益をとりたいと5%の利益を求めるならば5%の損失が生まれる可能性があるという意味ですね。

ハイリスク・ハイリターンもしくはローリスク・ローリターンといった言葉を耳にされたことはあるかと思います。

リターンを求めるには同等のリスクが存在するという事です。

リスクを分散させることによってリスクを落とすことは可能ですが、一般的にローリスク・ハイリターンないしノーリスク・ハイリターンは存在し得ないのでうまい話には注意しましょう。

どこまでリスクを許容できるか、それは人によって異なるからしっかり考えよう

投資の手段

投資にはハイリスクなものやローリスクなもの、それを分散させたり色々な種類があるんだね

そうだね。今日は最後に投資をするにあたってどんな手段があるのかを説明していくよ

前述のように一言で投資、資産形成を行うと言ってもその手法は様々です。

まずは一括投資と積立投資。

まとまった金額で投資をするか、毎月少しずつ投資をするか、買い方の違いですね。

次に金融商品の種類として個別株式や投資信託、不動産、生命保険、債券、金などがあります。

それぞれの特徴ついては別途説明を行っていきますが、長所短所もそれぞれ異なります。

また2024年からはNISAが新制度に移行したこともあり、NISAへの興味を持つ人も非常に多くなっている印象です。

NISAと同じよう、iDeCoも耳にする機会が多いのではないでしょうか。

「iDeCoの話を聞きたい」とご相談いただいた方が、実はNISAを考えていたといった事もよく見受けられました。

投資って本当に色々な方法があるんだね

それらをしっかりと理解して、長所短所を補うように分散していくことが大切なんだ

まとめ

今日は投資の効果や手段について学んでいきました。

それぞれの特徴についてもしっかりを説明を行っていきたいと思いますので、それらをしっかりと理解して自分に合った金融商品を探していきましょう。

わからないことが多くて難しいけど、自分に合った金融商品を見つけられるかな

焦らなくても大丈夫。少額で始められるものもあるし、楽しみながらやっていこう

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