20時間目:投資信託の運用手法を学ぼう

こんにちは。

けいです。

今日は投資信託の運用手法について学んでいきます。

このポイントを抑えると商品を選びやすくなるよ

インデックス型とアクティブ型

投資信託における運用手法の一つ目はインデックス型と呼ばる手法です。

インデックス型とは運用のために指標を定め、その指標に沿うように運用が行われる手法となります。

例えば日経平均株価を指標としたファンド(商品)を考えてみましょう。

日経平均株価は225社より構成される日本企業の株価を平均したものです。

日経平均株価を指標としたファンドには日経平均株価を算出する企業が組み込まれており、日経平均株価の動きに連動する値動きを見せるようになります。

日経平均株価に連動するファンドに投資を行うということは、日経平均株価を算出している225社に投資をしているようなものなのです。

他にも代表的な指標として日本のTOPIX、アメリカのNYダウ、同じくアメリカのS&P500、複数先進国が組み入れされているMSCIコクサイ指数などが挙げられます。

インデックス型は定めた指標に連動するような運用となるため手数料が低めに設定されていることが魅力的なポイントです。

二つ目にアクティブ型といった運用手法が挙げられます。

アクティブ型は積極的な運用を指標を上回る成果を狙う運用手法となります。

インデックス型であれば相場に関わらず指標通りの銘柄が組み込まれるようになりますが、アクティブ型では相場に応じてファンドの組入が調整されます。

運用会社の調査において先行きが明るい企業が出てきたら投資を行い、雲行きが怪しくなれば早めに手放すといった具合です。

平均点を狙うインデックス型に比べて、平均以上のリターンを期待できることがアクティブ型の強みとなります。

一方でインデックス型に比べると運用会社が行う調査等への報酬が発生するため手数料が比較的高めとなること、手数料を多く払ったからと言って必ずインデックス型以上のリターンが約束されている訳ではないことには注意をしましょう。

バリュー型とグロース型

続けてバリュー型とグロース型について説明を行います。

こちらは先ほどのインデックス型とアクティブ型の考え方とは異なり、どのような企業を投資対象とするかが明確にされる考え方です。

バリュー型とは株価が企業の力に対して割安な株を購入していく手法です。

例えば経営状態は問題ないものの投資家からは注目をされておらず、そのため本来想定されるよりも低い株価で売買されているような企業へ投資を行うといったものです。

企業が適正な評価を受けることによって適正な株価に回復することが期待できます。

グロース型とはこれからの成長に期待できる株を購入していく手法です。

企業の適切な評価に株価が追い付くことを期待するバリュー型に対して、企業そのものの成長に期待をすることがグロース型の狙いとなります。

テーマ型

最後にテーマ型を紹介します。

テーマ型とはその通り投資のテーマを定めて企業を選定する手法です。

例えばAIや5G、フィンテックなどが人気のテーマでしょうか。

他にもロボットやヘルスケア、インフラ等が挙げられます。

これらは全て定められたテーマを基に投資が行われるため、投資先がわかりやすいことがポイントでしょう。

しかし狙った市場が期待通りの成長を遂げなかった場合はファンド自体の成長も阻害されてしまうためテーマ選びはとても重要です。

まとめ

今日は投資信託の運用手法について学びました。

比較的コストの低いインデックス型で平均を狙うか、アクティブ型でコスト以上の収益を狙うか。

他にもバリュー型やグロース型、テーマ型など様々な選定方法がありました。

数ある中から特定のファンドを見つけるのは難しいと思いますが、整理して気になるファンドを探してみましょう。

期待できるファンドを見つけて投資するのが一番だね

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