15時間目：個別株式を学ぼう

こんにちわ。

けいです。

今日は個別株式について学んでいきます。

株とは

株とは、株式会社がお金を集めるために発行している株券の事を指します。

株を購入することによってその企業に投資をして、企業は株主から集めたお金を使って成長していく仕組みです。

企業が成長すると株価は高くなっているため、購入した時点よりも売却する時点の株価が高くなっていれば売却することによって利益を得られます。

また株を購入すると株主となり、企業からの配当や優待を受けられるほか、株主総会に参加することで経営への意見を伝える権利が得られるようになるのです。

一般に購入できる株は『上場株式』と呼ばれ、金融商品取引所で取引が行われます。

しかし皆さんが株を購入する際は金融商品取引所から購入を行うわけではありません。

証券会社で証券口座を開設し、証券会社を通じて購入するようになります。

たまに「A社の株を買いたいんだけど」と希望をされるお客さまもいらっしゃいますが、それはA社でも銀行でも売っていないので証券会社を通じて買わないといけないという事ですね。

なお金融商品取引所で取引ができる上場株式に対し、取引ができない株は『未公開株式』と呼ばれます。

投資目線での運用であれば配当と優待を目的とするか、株価を見て売買を行い売却益を狙うかのいずれかとなるでしょう。

配当と株主優待

株の配当とは、企業が株主に利益を分配することを言います。

企業が出資してくれた株主に利益を還元して感謝の気持ちを表しているものですね。

銘柄ごと（企業ごと）によって配当率は変わってきますが、これは企業の業績によるものなので一定ではないことに注意が必要です。

株主優待とは企業が商品やサービスを提供することを言います。

例えば1,000円分の自社商品をプレゼントであったり、例えば3,000円分のお食事券をプレゼントであったり、等々です。

保有している株数に応じて特典がグレードアップしていくのが一般的ですね。

株価が買った時よりも下がっている時に売ると損をしてしまいますが、これらの配当や優待を楽しみに保有し続ける人もいらっしゃいます。

いずれも企業のために出資してくれた株主への見返りとして受けられる恩恵なので、これらも銘柄選びには大きなポイントとなるでしょう。

金融商品取引所

金融商品取引所のうち株式を取り扱っている証券取引所については日本国内において4ヶ所が存在しています。

それらは札幌・東京・名古屋・福岡となりますが、そのうち東京証券取引所を把握しておけばまずは問題ないでしょう。

東証一部といった言葉に聞き覚えはあるでしょうか？

東京証券取引所において市場といった区分があり、そこの一部に上場をしているから東証一部と呼ばれていたことになります。

しかし2022年4月に市場が再編されました。

以下のように変わっているため、新たな区分で覚えておきましょう。

それぞれの市場ごとに特性も示されてはいますが、端的に企業の大きさによって上場できる市場が変わると言ってしまって支障はないでしょう。

まとめ

今日は個別株式を学びました。

株はまさに企業を応援するための仕組みです。

好きな企業を探して応援し、企業の成長と共に配当を楽しんでみましょう。